日光二荒山神社中宮祠(中禅寺湖畔)
〒321-1661 栃木県日光市中宮祠2484
TEL (0288)55-0017
FAX (0288)55-0405
日光二荒山神社(本社)
〒321-1431 栃木県日光市山内2307
TEL (0288)54-0535
FAX (0288)54-0537
御祭神 二荒山大神 (ふたらやまのおおかみ)
⇒親子3神を祀る
大己貴命 (おおなむちのみこと) 父
田心姫命 (たごりひめのみこと) 母
味耜高彦根命 (あじすきたかひこねのみこと) 子
(公式サイトより)
*二荒山大神は三神の総称です。 大己貴命は大国主命(オオクニヌシノミコト)の別名とされています。
ご利益
大己貴命は大国主命(オオクニヌシノミコト)の別名とされています。大国主命が主祭神となっている出雲大社。こちらは大国主命を祀る全国の神社の総本山であり、縁結びの神様としてあまりにも有名。毎年、多くの人が祈願に訪れます。大国主命には多くの妻子がいて、180もの子供をもうけたとされています(古事記)。二荒山神社は縁結びに御利益があるとされているのにも、こうした理由があるのですね。
歴史
奈良時代の767年、現在の本宮神社がある場所に、勝道上人(下野国の僧侶)が神を祀る祠を建てて始まった、長い歴史がある神社です。男体山(二荒山)を御神体とし、日光の地主神(氏神)を祀っています。
標高2,486 mの高さを誇る二荒山(男体山)山頂には奥宮(奈良時代782年)が鎮座。また、男体山(二荒山)・女峰山・太郎山の三山のほか日光連山を境内地とし、その広大な面積は3,400ha(3400万㎡)[1]にも及び、これは伊勢神宮に次ぐ広さ。その神域には華厳滝やいろは坂も含まれます。
本宮神社は日光二荒山神社の別宮[2]。本社が移転後は太郎山の神を祀る。ここが日光山の始まりで、本宮神社という名前が示すように、二荒山神社は元々はここに鎮座していました。対して、現在の二荒山神社(本社)を新宮とも呼ぶ。
滝尾神社は日光二荒山神社の別宮。女峰山の神を祀る。現在の本社、元の本宮神社、そして滝尾神社を総称して日光三社と呼びます。
[1] 日本で一番広い伊勢神宮は内宮・外宮・別宮・森を合算して5500万㎡であるという。[2] 別宮とは本社または本宮に付属して別の場所に建てられた神社。