【鳥取】青谷弥生人そっくりさんグランプリ 優勝者が決定

・青谷弥生人の頭の骨から復元された弥生人の顔。その面影を今に伝える現代人を選ぶコンテスト(町おこしイベント)が5月28日に行われました。
・開催のきっかけ:発掘された頭の骨から「青谷弥生人」の顔を復元してみたところ、現代にもいそうな顔だったため、そっくりさんが募集された。
・青谷上寺地遺跡は、鳥取砂丘でも有名な鳥取県の鳥取市に位置しています。
・遺跡からは古代中国の鏡やお金「貸泉(かせん)」も出土、弥生人は遠方の人々と海上交易を行っていた。

復元された「青谷弥生人」の顔がこちら。父親は縄文人、母親が弥生人だったと判明しています。青谷上寺地朗という名前が与えられました。現代の日本人に普通にいそうな顔つきであり、話題になりました。優勝者が決定するイベント前には関西ローカルのニュース情報番組でも大阪からグランプリに参加しているファイナリストが取材を受けている姿が放送されました。

グランプリが決定

5月28日に行われたグランプリの決勝で、1月31日に選ばれたそっくりさん10名の中から、最も投票が多かった一人が青谷弥生人にそっくりさんグランプリに選ばれました。大阪から参加した吉田さん(一般人のため、下の名前は公式Twitterか公式サイトで確認してください)です。イベント前に、朝日放送テレビの番組の取材に自宅で応じていた会社員の方だと思います。おめでとうございます!会場での投票に加えて、インターネットでも投票が可能でした。Youtubeでもライブ配信され、そっくりさんグランプリがこれで決定。

佐賀県の吉野ヶ里遺跡では、当時の建物や祭祀までもが再現され、特別な存在感を出しています。同じことをするのは難しくても、定期的にこうしたイベントをやってもらえると、青谷上寺地遺跡もみんなが覚えて、訪れる人も増えるのではないでしょうか。

下は共にイベント前に投稿された、お知らせTweetと朝日放送テレビ(公式)の関連Youtube投稿。